膝の痛みでスポーツや趣味を諦めない整形外科治療





膝の痛みには様々な原因はあります。

変形性膝関節症、半月板損傷、筋力の低下や柔軟性の低下による痛み、膝蓋腱損傷や靭帯損傷など色々あります。

膝の痛みのせいで、マラソン、サッカーやテニスなどのスポーツ、趣味の山登りや旅行などができなくなってしまっている方も多くいると思います。


もしかしたら、整形外科いったけど、「もう治らないよ」「年だからしょうがない」「無理しない程度で生活してください」と言われて大好きなスポーツや趣味を諦めてしまっている方も多いのではないでしょうか。

また、電気治療と痛み止めだけで様子をずっと見てしまっている事はないでしょうか。




近年、整形外科領域では従来の治療にあわせて、新しい治療方法も増えてきています。

「手術をするほどではないけど痛みが取れない」「手術はしたくない」と言う方も、

もし、これらの治療法を試したことがないのであれば、一度治療を検討してみてはいかかでしょうか。




理学療法士によるマンツーマンのリハビリ:

変形性膝関節症や半月板損傷、また、筋肉・腱・靭帯の痛みには理学療法士によるリハビリはとても有用であります。

理学療法士は膝の状態をその都度確認し、膝にとって大事なストレッチや筋肉を調整したりする事で、膝自身への負担を減らし痛みを改善させます。





また、固くなっている筋肉や靭帯に対しては超音波治療などの機器を徒手療法を合わせて加療していきます。



スポーツへの復帰はもちろん、その後のケアなども説明させて頂き、スポーツや趣味を長く楽しめるよう生活での動作やストレッチを含めてリハビリをしていきます。

膝の寿命を延ばすためには、理学療法士のリハビリはとても重要です。





なかなか治らない関節、腱、筋肉の痛みに体外衝撃波治療:

体外衝撃波治療とはもともと尿管結石に対して使用されているものです。尿管にできた結石を衝撃波を用いて破砕する治療を、近年、整形外科領域でもその技術が応用されております。



痛い部位や痛みの原因となっている部位に衝撃波を当てる事で、組織の修復を促し、痛みを感じる物質を減らすことで痛みをとる治療方法です。


なかなか治らない関節や筋肉、腱の痛みに対して体外衝撃波治療は有用です。



膝の痛みに対しても体外衝撃波治療を行っております。変形性膝関節症や膝蓋靭帯炎、お皿周りの痛みに効果があると考えています。膝蓋靭帯炎はジャンパー膝と呼ばれるもので、ジャンプや着地動作の繰り返して起こりやすい痛みで、慢性化してしまう方も多いです。このようななかなか治らない靭帯の痛みなどには衝撃波治療はとても有用です。





また、お皿と呼ばれる膝蓋骨周りは血流が悪くなりやすい部位のため、痛みがでやすいと言われており、この部位への衝撃波治療も効果を感じる方が多いです。当院でも多くの方が衝撃波治療の効果を実感して頂いております。






膝の変形を遅らせる可能性、慢性的な炎症を取り除く再生医療:

近年PRP療法という再生医療が話題になっています。有名なスポーツ選手達が使用したりしている事で有名になってきています。




こうゆうクリニックでは、再生医療PRP療法を応用したPFC-FDtm療法という治療を行っております。ご自身の血液から成長因子というものを抽出し、それを膝関節に注射するという治療です。

成長因子は長引く炎症を取り除いてくれる効果があり、また、組織修復を促す効果が期待されています。





手術などは必要なく、採血をし、できあがった成長因子を膝に注射するという2つの作業だけで治療が終わるので患者さんの負担が少ない事が利点です。





変形性膝関節症や半月板損傷などの方で、特に変形が強くない方で効果が高くでます。マラソンなどのスポーツで痛くなる方や従来のヒアルロン酸注射などであまり効果がない方、変形を遅らせたい方などは試してみる価値がある治療法です。









膝の痛みでスポーツや趣味を諦めないために、従来の治療に加えて新しい治療を試してみることで、膝の痛みが改善することがあります。リハビリやもちろん、体外衝撃波や再生医療を組み合わせて治療を行う事で膝の状態の改善を期待できます



理学療法士のリハビリについてブログ:https://koyu-clinic.com/blog/?p=595

体外衝撃波治療についてブログ:https://koyu-clinic.com/blog/?p=883

再生医療PRP療法を応用したPFC-FD療法ブログ:https://koyu-clinic.com/blog/?p=308






こうゆうクリニックではその人の状態にあった治療法を組み合わせながら、患者さんとともに治療を考えていきます。

膝の痛みを諦めてしまう前に、従来の治療と新しい治療を組み合わせる膝の治療を試してみてはどうでしょうか。