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2024.02.29

前回の膝蓋下脂肪体の続き・まとめ

前回のまとめ…膝のお皿の下のくぼみには、膝蓋下脂肪体という痛みを感じとるセンサーが豊富に含まれているゼリーのようなものがあります。これは膝の曲げ伸ばしに合わせて形を変え、膝の緩衝作用を担っています。

特徴として膝が深く曲がると中に深く入り込み、膝を伸ばすと表に出てくるという性質があります。

前回は膝のお皿の下のくぼみの痛みに対して、膝を伸ばして膝蓋下脂肪体をマッサージするだけのセルフエクササイズをご紹介しましたが、

今回は膝蓋下脂肪体の出し入れを利用して動かすセルフエクササイズをご紹介します。

 

1.膝を曲げてお皿を下から上に向けて抑えます

2.膝のお皿を上に引っ張りながら膝を完全に伸ばします。※これにより膝蓋下脂肪体が牽引され表に出てきます。

3.膝を伸ばしたら力を抜き、お皿を上から下に抑えます。※これにより膝蓋下脂肪体が緩みます。

この流れを10回繰り返しましょう。

※このセルフエクササイズはあくまでい一つの方法ですので、増悪する場合は直ちに中止し、近医を受診しましょう。

院長・理事長 公平 勇二
  • 日本整形外科学会認定 整形外科専門医
  • 日本整形外科学会 運動器リハビリテーション医
  • 日本整形外科学会 リウマチ医
  • 日本整形外科学会 スポーツ医

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