前回のブログでは、梨状筋のストレッチ方法（伸張方法）や、解剖学的なことについてお伝えしました。

今回は梨状筋を含めた外旋筋群（お尻後方の筋肉）のリラクセーション方法について簡単にお伝えさせていただきます。

①テニスボールをお尻で踏みましょう。（寝ながら又は床に座った状態で、最大3分を上限として。圧が強すぎる場合はフェイスタオルを巻きます）

②仰向けで膝の下に丸めたバスタオルを入れたら、手を使わずに脚全体の内捻じり・外捻じりを反復しましょう。（脚を少し内側に閉じて、少し外側に開いて、真っすぐで、の３パターン試して合うものを探してみましょう）

テニスボールでお尻をマッサージすることで血流が改善され、脚を内外旋することで筋肉が伸びたり縮んだりして外旋筋群の緊張が和らぎます。ストレッチをする前にリラクセーションを合わせて行うと効果が上がります。ぜひ行ってみてください。

Advance：梨状筋の場合脚を少し内側に閉じて、その他の外旋筋群は、脚はまっすぐで（双子筋）、脚を少し開いて（外閉鎖筋、大腿方形筋）脚の内外旋を反復するなど、狙う筋肉の走行によって肢位が違います。