「最近忙しくて疲れがとれない」
「大事な予定の前に疲れをとりたい」
「何か良い方法はないの?」
現在、色々な事情でストレスを感じることが多くなっています。
その中で、疲れがなかなか取れない方やなんとなくだるいといった方も多いかと思います。
疲れを少しでも取りたい時は漢方やビタミン注射も有効です。
疲れがなかなかとれない方の中には、
内科的なご病気である方もいらっしゃいます。
肝臓や腎臓、甲状腺などのご病気の可能性もあり、そのような方はそのご病気の治療が優先されます。
「特別な病気はないけど、疲れがたまる」
そういった疲れには漢方薬やにんにく注射(ビタミン注射)も有用です。
こうゆうクリニックでは漢方の処方や、にんにく注射なども行っています。
疲れをとる漢方はいくつかありますが、
代表的な漢方に補中益気湯などがあります。
気力が全然でてこなく疲れるといった症状に対して、 体の中から元気にする作用をもつ漢方です。
病気の後や産後などで体力が落ちている時などにも使われます。
なんとなく疲れが取れない方や今日頑張らないといけないという方は、一度使ってみるのもよいと思います。
また、最近では感染症に対して、体を元気にして感染症に負けないようにするために内服する方などもいらっしゃいます。
また、ご高齢の方などで食欲も全然なくて疲れがたまるという方には人参養栄湯という漢方も有用です。
食欲を増やし、冷えなども改善することで元気をだす漢方です。
最近ではフレイルという状態の方にも有効であるとの報告もあります。
(フレイルに関してのこうゆうクリニックブログ:https://koyu-clinic.com/blog/?p=202)
疲れをとる漢方は他にも色々あります。
漢方のイメージは「苦そう」や「なんだかよく分からない」といったイメージもあるかもしれません。
たしかに、苦かったりする漢方もあり、
一度試してみることで、ご本人にあうかどうかが分かると思います。
ご本人にあう漢方を見つけるのも良いと思います。
元気が出る注射ににんにく注射というものがあります。
これはビタミンB1製剤といわれるもので、代表的なものに”アリナミン”と呼ばれるものがあります。
人は疲れる原因の一つに乳酸というものがあります。
乳酸がたまっていくと疲労感が出現してきます。ビタミンB1はこの乳酸を分解してくれ、疲れをとる作用があります。
逆に、ビタミンB1が不足してしまうと乳酸が分解できず、疲れがたまってしまいます。
にんにく注射は比較的即効性があるため、すぐに疲れを取りたいという方や二日酔いなどにも有効です。
現代の人はストレスが多い社会に生きていると言われています。 そのため、日々疲労がたまっていくことが多いと思います。
何となく疲れが取れない方や何か頑張らないといけない時期である方は、 漢方やニンニク注射を試してみるのも良いと思います。