筋トレ中には、踏ん張って息を止めてしまいがちですが、息こらえをすると、胸腔内圧があがり、静脈還流量が減少するので一時的に血圧が下がりますが、息止めを解除すると一気に血圧が上昇するので心疾患をお持ちの方や、ご高齢の方には危険です。
また、等尺性運動(関節運動をともなわないで固めて力を入れる)では筋内圧が高まり抹消血管が圧迫されるため血圧が上昇しやすく、息もこらえてしまいがちです。
そのため、関節運動をともなった運動にして筋肉を縮めるときに息を吐き、伸ばすときに息を吸うと良いでしょう。