段差の高さ | 15cm | 25cm | 35cm | 45cm |
膝屈曲角度 | 55° | 85° | 105° | 125° |
段差の高さ | 15cm | 25cm | 35cm | 45cm |
膝屈曲角度 | 80° | 105° | 135° | 145° |
階段の高さ(蹴り上げ)の平均は18~20cmです。
建築基準法により、一般住宅の階段において
最低寸法が蹴り上げ23cm以下、踏面15cm以上と決まっています。(勾配57°以下)
公共施設や学校の階段の蹴り上げは18cm以下踏面26cm以上。(勾配32~46°)
(勾配57°は最低寸法なので、かなり急な階段となります。老後を考えると、蹴り上げは16cm以下、踏み面30cm以上の勾配27°が良いと言われています。)
18cmの段差昇降に必要な膝の屈曲可動域は94°(18~39歳の健常男女の平均角度)であったり、他では105°必要との文献もあります。
他関節の可動域制限や筋力低下など身体機能の代償も考慮し、屈曲110°あると実用的かと思います。
(段差25cmが角度的にはクリアできます)
参考文献:膝関節拘縮の評価と運動療法より 階段昇降動作の写真引用