肩こりはなかなか治らない方が多く、日常生活でも辛い思いをしている方もたくさんいらっしゃると思います。
マッサージをしているけどよくならない、湿布を貼ってるけど良くならない方などなかなか治らない肩こりも多いです。
肩こりは首や肩の筋肉の血流が悪くなってしまい起こります。
筋肉の表面には筋膜という膜があり、血流が悪くなってしまうとその筋膜が厚くなってしまいそれが痛みとして感じてしまいます。これを筋膜性疼痛と言います。
最近、”筋膜リリース”という言葉が色々なところで言われるようになってきましたが、これは厚くなった筋膜をはがし、薄くしてあげ痛みをとることです。マッサージなどもこの筋膜を薄くして痛みを取ろうとしています。
ただ、中にはマッサージをしているけど、なかなか痛みが取れなくてとても辛いという方も多くいらっしゃいます。
一般的には湿布を使ったり、痛み止めや筋肉を和らげたりするお薬を使ったり、電気治療などを行ったりすることが多いです。
当院では従来の治療も行っておりますが、なかなかよくならない肩こりの方にはハイドロリリース注射(筋膜リリース注射)や体外衝撃波治療も行っております。
・ハイドロリリース注射(筋膜リリース注射)
超音波検査を用いて、実際に厚くなっている筋膜を確認した上で、その部位に注射をすることで筋膜を剥がす注射です。
効果を維持するためには、ストレッチなどで血流を良くする状態を持続することが大事になります。
自費診療として行っている所もありますが、当院では生理食塩水に局所麻酔を少量混ぜることで保険診療の中で行っております。
・体外衝撃波治療
体外衝撃波とは、筋肉や腱の痛みのある部位に衝撃波を与えることで、
増殖因子というものが放出され、組織が再生されます。
また、同時に痛みを感じる物質を減少させる働きがあり、筋肉や腱の慢性的な痛みに対して効果が期待できます。
一回当たり5分~10分程度の施術となります。
数日間の間隔を空けて、3~5回を施行して頂く事が多いです。
こうゆうクリニックでは、自費診療となっており、一回3,300円(税込み)での治療となります。
*診察料やレントゲン検査などは別途となります。
こうゆうクリニック体外衝撃波のブログ
:https://koyu-clinic.com/blog/?p=413
いずれの治療もストレッチなどで状態を維持することが重要となります。
マッサージなどをしてもなかなか良くならなくて困っている方の治療法の選択肢になればと思います。