「元気」について考えてみる

皆さんこんにちは!最近は雨の日が続いてジメジメとしていますが、急に気温が上がったりもして、なんだか疲れますよね。そんな時、「なんだか元気がない」とか「気が沈む」とかっていう言葉をよくお使いになるかと思います。 「気のせいかな~?」そうなんです!気のせいなんです!

人間の生命活動に【気】は必要不可欠なのです。

と言われても、目に見えるものでもないし…よくわからないですよね。

分かり易く、車に例えてみます。現在は電気や水素で走る車もありますが、昔からあるエンジンで走る車で考えてみます。ブレーキを踏んでキーを回すとエンジンが掛かりますね。

あの瞬間、エンジンでは[燃料][空気]が混合し爆発することで車は走り出すことが出来ます。

どんなに性能がいいエンジンでも、新品のエンジンであっても、[燃料][空気]がなければエンジンは掛かりませんね。それは人間でも同じです。

車でいう[空気]が人間でいう[気]にあたります。

人間の[気]には四つの種類があると言われています。

[元気]げんき…これが最も重要であり、生命活動の原動力となる心身のベースであります。

[宗気]そうき…呼吸や血の循環を推進させます。こちらが車の[空気]に近いですね。

[営気]えいき…血を推し動かしながら、血とともに各組織へ栄養を運びます。

[衛気]えき…主に、身体に侵入しようとする外敵(風邪やウイルス等)を阻止したり排出します。体内から皮膚表面まで覆っていることもあります。よく「あの人はオーラがある」とかって言ったりしますよね。それにあたります。ドラゴンボールでいうと、体表から何か色のついた気体が出て、身に纏っているものです。

この[気]は人間が産まれた時から存在するものと、日々摂取する飲食物から作られ、全身の臓器・器官・神経、すべての心身の活動を営んでいます。


その[気]は様々な要因でバランスが崩れ、滞ってしまったり、不足してしまいます。


「気は目に見えないから非化学的」と言われてしまいますが、エネルギーなので見えなくて当たり前なのです。

[病気]気が病むと書きますね。


病んでしまう前に、少し体調が優れない時や、気が沈むときは、「気のせいなんだ」と考えて、飲食物に気を付けたり、ゆっくりと休息をとり、自然や緑のある所でゆっくり深呼吸するのもいいと思います。 

また、身体が不調であったり、痛み、悩みがある際は、戸田市にあるこうゆうクリニックにご相談ください。