ぎっくり腰になってしまったら


「重いものをもったらぴきっとなって動けない」

「朝起きたら腰が痛くて動けない」

「今までにぎっくり腰を繰り返している」





ぎっくり腰になると、しばらく全然動けなかったりなど、 とても辛い痛みで、日常の生活に多くの支障をきたします。

ぎっくり腰になったと思ったらどのように対処すればよいか知っていますか?




ぎっくり腰とは?

”急に起こる強い腰の痛み”という症状のことを言います。

ぎっくり腰になってしまうと、しばらくは全然動けない状態になってしまいます。




 腰に過度に負担がかかってしまったり、

今まであまり動いていなかった人が急に動いたりすることで生じることが多いです。



ぎっくり腰はほっといても良い?

”急に起こる腰の痛み” には、

他のご病気である可能性もあります。

腰のヘルニアである可能性や、

内科的なご病気では急性膵炎や尿路結石、

腹部大動脈瘤や婦人科疾患など重大なご病気の可能性もあります。





ご自身で判断されたり、いきなり整骨院やマッサージに行くのは重大な病気を 見逃す危険の可能性があります。

まずは医療機関を受診することをお勧めします。




ぎっくり腰にはどんな治療があるの?

治療の手段は色々あります。

まずは、痛み止めのお薬や腰のベルト処方したり、 トリガーポイント注射という痛いところに注射をしたりなどします。



その他にも電気治療や超音波治療、温熱療法を行ったりと、 患者さんの状況を見ながら治療を行っていきます。




冷やした方が良いの?

ぎっくり腰は筋肉に炎症が起きていると考えられるため、 最初の数日は冷やした方が良いと考えます。

数日経過したら、炎症が落ち着いていると考えられるため、 血流を良くしてあげるために数日したら温める方が良いです。





安静にしていた方が良いの?

もちろん最初に数日は痛みが強くて動けないかと思います。

ただ、痛みが引いてきたら動いた方が良いです。

一般的に”3日以上は安静にしない”方が良く、 “動かして治す”といったイメージが大切です。





もちろん最初からものすごく負荷をかけるのではなく、 まずは日常生活から、その後ストレッチなどをやっていくのが良いと思います。







ぎっくり腰になってしまったらと思ったら、まずは医療機関に受診することが大切です。

最初は痛くて全然動けませんが、適切な治療をしていくと、1週間から10日間程度で 痛みが徐々に落ち着いていくことが多いです。




そして、今後また同じようなことが繰り返さないように ストレッチや腰や背中の筋肉を鍛えて予防していくことが重要になります。




子どもの腰痛には注意が必要についてのブログ:https://koyu-clinic.com/blog/?p=713

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